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有明のぶ子

CD&Hi-Res Audio『embrace』

　有明のぶ子　　　　　白崎彩子

　　　vibraphone piano

2019年8月16日　中野「Sweet Rain」にて

収録　　　　　

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https://mojazzplease.com/cd/embrace-nobuko-ariake-ayako-shirasaki

（以下ライナーノーツより）

まさに絶妙なタイミングで実現したこのライブ録音！それは私達の長年にわたる親交があってこそ生まれたご縁に依るものだとつくづく思います。

私にとって妹のような、時にはふと娘のような気もする不思議な存在の彩ちゃん。ニューヨークと東京、住処は離れていても機会を見つけては演奏をしたりプライベートで遊んだりもしてきました。
一緒に過ごす時はいつもしっかり者の妹はおっとり姉をリード、演奏する時も然り。私は彩ちゃんのピアノの美しい音色や時には聴き入ってしまいたくなるほどの超絶テクニックを楽しみ、極上の時間を過ごすのです。そして演奏が終わりに近づくにつれ、次の機会が待ち遠しく切ない気持ちになり、何となくエンディングを引き延ばしてみたりして。
そんな私達のこの日の会話、熱気溢れるスイートレインの雰囲気を味わって頂ければ幸いです。(3/25/2021 有明のぶ子)

　1990年代、女性ジャズクインテット結成の際、初めてお会いした有明のぶこさん。私は20代半ば、有明さんは少しお姉さんで既に2人のお子さんの子育て中。いつも笑顔を絶やさず、心優しい穏やかな存在の有明さん。何故か今は亡き母とオーバーラップしてしまい、ママ的存在として慕ってきました。

1997年、私の渡米後、バンドは自然に解散してしまい、そこからは有明さんと私は個人的に音楽家同士として、そして大切な友人としての関係を続けさせてもらいました。
私の渡米後も一時帰国の際は、デュオのライブを細々と続ける事ができまして、いよいよ2019年の夏、ご縁あって念願のデュオライブ録音が実現しました！小さな空間には、真夏の暑い中、ジャズ好きの友人やファンが駆けつけ、緊張とリラックスの程よいバランスの中、楽しい音の会話ができました。
年下の私が言うのも生意気ですが、年数を追う毎に有明さんのビブラフォンの腕は上がり深みも出て、音楽は人生に寄り添ってどんどん味が出て良くなっていくものなのだと感じました！
昔からよく演奏してきた懐かしの曲やお互いの持ち寄り曲等で飽きない曲構成にしてみました。私はミニマムで最大限の音楽を引き出せるピアノとビブラフォンのデュオが好きです。
時に安らかに、時にワクワクドキドキの2人の会話をお楽しみいただければ光栄です。有明さん、今回のレコーディングに携わってくださった皆さま、いつも応援して下さる皆さま、私をジャズの世界に導いてくれた父、そして愛する家族、それぞれの皆さんに感謝と愛をこめて。(2/27/2021 白崎彩子)

アルバムタイトル／embrace

アーティスト／NOBUKO ARIAKE & AYAKO SHIRASAKI
レーベル／MO'JAZZ PLEASE RECORDS
品番／MJP-054
リリース日／2021.8.31

【収録曲】
1. WHO CARES (George Gershwin) 7'17"
2. GOLDEN EARRINGS (Victor Young) 7'45"
3. HONEYSUCKLE ROSE (Thomas Fats Waller) 5'22"
4. ELEANOR BLUE (Nobuko Ariake) 5'06"
5. COLORS (Ayako Shirasaki) 5'01"
6. OLEO (Sonny Rollins) 4'38"
7. 小さい秋みつけた (中田喜直) 5'27"
8. THOU SWELL (Richard Rodgers) 5'16"
9. SIMPLICATED (Ayako Shirasaki) 6'38"
10. EMBRACEABLE YOU (George Gershwin) 5'03"
11. ARMANDO'S RHUMBA (Chick Corea) 4'58"
12. GHOST OF A CHANCE (Victor Young) 4'04"

【メンバー】
有明のぶ子(Vibraphone)
白崎彩子 (Piano)

2019年8月　中野「Sweet Rain」にて収録

Engnieer 春日洋/MO'JAZZ PLEASE Presents